日本でも医食同源という言葉があるとおり、食と体の健康には切り離せない関係がある。
近年のファッショナブルな食事や無理なダイエットなどは体に悪影響なだけでなく、食べる事の喜び、ひいては生きる事の喜びを奪ってしまいかねない。
今作はフランスの著名シェフ、Joel Robuchon ジョエル・ロブションと医学者であるNadia Volf ナディア・ヴォルフによる書籍で、体の事を考えた料理が掲載されている。
単純に健康的なレシピが掲載されているだけでなく、各食材の栄養素や効能、心に与える影響など、まさに医者からの視点があるもの面白い。
2人のスぺシャリストによる食と人生をそのもの鑑みる事のできる1冊だ。
edition: ASSOULINE 社
170ページ
英語
2014年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 24.5cm×幅 2.5cm
ISBN: 978-1-6142-8264-8