現代フランス料理を作りあげたと言っても過言ではない料理人、Paul Bocuse ポール・ボキューズ。
料理人ではなくてもその名を知っている人は多いほどの人物だ。
1926年に生まれ、2018年にその生涯を閉じるまで彼はどのような人生を送ったのだろうか。
約50年以上もの間ミシュラン三ツ星を獲得し、国内外の350名を越える著名シェフを育てあげたポール・ボキューズ。
今著は2005年に初版が出版され、2018年に再刊行された新エディション版だ。
100枚以上の写真と彼を象徴する代表的なレシピ16点が記されている。
レシピブックというよりポール・ボキューズの軌跡を辿ることができる人生譚といっていいだろう。
世紀の料理人、フランス料理界の法王と呼ばれる彼の人間味を感じる事ができる1冊。
タイトルであるLe feu sacreは聖火を意味する。今なお彼の灯した火はフランス料理界を照らしているのではないだろうか。
Édition: glenat 社
264ページ
フランス語
2018年
サイズ:縦 28.5cm×横 21cm×幅 1.5cm
ISBN: 978-2-7234-6460-4